2021年7月31日、アーリーステージのベンチャーキャピタルであるHeadline Asia(旧Infinity Ventures)は、4号ファンドを1億ドル超でクローズすることを発表しました。

Headline Asia、1億米ドル超4号ファンドのクローズを発表

Headline Asia

2021年5月、Infinity Venturesとe.venturesは、革新的なインターネット・テクノロジー企業にグローバルに共同で投資するため、Headlineへリブランディングしました。

4号ファンドには、National Development Fund(台湾)、Abico Group、Otto Group(ドイツ)などの機関投資家が名を連ねています。

Headlineという新しいブランドの元、10年以上パートナー関係であったe.Venturesと共に、グローバル(アジア、ヨーロッパ、北米、南米)AUMが2000億円超の投資を行うプラットフォームを立ち上げました。
この新しい体制でグローバルな視点を持ったローカル投資家として、次世代の起業家たちをサポートし、ともに成長できるよう邁進していきます。(Headline Asia ファウンダー兼パートナー 田中章雄 コメント)

Headline Asiaは、シードステージからfreee、Yeahka、WealthNaviなどのユニコーンを含むインターネットテクノロジー分野におけるシードおよびシリーズAのEコマース、物流、フィンテックを中心にグローバルに投資をしています。このファンドは、インターネットテクノロジー分野でユーザーの課題に向き合い、市場を覆し、パラダイムを変えようとしている起業家を支援します。

「今回の新しいファンドには、経験豊富なワールドクラスのパートナーやアドバイザーが参加しています。アリババへの最初の投資を主導した者だったり、日本最大のコーポレートバンクのフィンテックファンドを運営していた者だったり、日本の主要な技術系IPOのほとんどをサポートしてきた者などです。チームのキャパシティ拡大と独自のディール・ソーシング・ソフトウェアにより、素晴らしい投資機会を猛スピードで見つけています。」(Headline Asia パートナー Joseph Huang コメント)

Headline Asiaのパートナーには、MUFGイノベーションパートナーズの元最高投資責任者である岡本彰彦氏とソフトバンク・チャイナ・ベンチャー・キャピタルの創業会長であるHong Lu氏が含まれており、今年は新たに大和証券の事業法人担当兼法人企画担当の元専務取締役である丸尾浩一氏をアドバイザーに迎えました。

Headlineについて
Headlineは、北京、ベルリン、パリ、サンパウロ、サンフランシスコ、台北、東京にオフィスを持つ国際的なベンチャーキャピタルで、合計AUMは20億米ドルを超えています。Headline Asiaは、アーリーステージのインターネット企業を中心に、これまでに100社以上のスタートアップ企業に投資、9社のIPOを輩出しています。設立以来、Headline Asiaは投資先企業ととともに成長し、Groupon、Farfetch、freee、Yeahka、WealthNavi、17LIVEなど、新しいカテゴリーのイノベーターやユニコーンを輩出してきました。

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