SBINFTの高長徳氏に聞いたNFTに関する3つの質問

1.NFTの市況っていまどうなっていますか?

暗号資産の下落やFTXの経営破綻に引き摺られるように、NFT市況もダウントレンドを続けています。また併せて海外発NFTの取引ボリュームも下落傾向です。

しかし、日本発NFTの取引ボリュームは増加が続いています(ただしグローバルにおいては5%未満の取引量)。

国内でも様々なNFTプロジェクトが立ち上がり、それが海外でも注目されているのが大きな要因となっています。

CNP、YuGiYn、Murakami Flowers、Aopanda Partyなどなど2023年も引き続き、国内では様々なプロジェクトがリリースされると予想されます。またその中には、いよいよ有名なIPとのコラボプロジェクトなども期待できます。

2.注目しているNFTプロジェクトは?

個人的に注目しているNFTプロジェクトは「BONSAI NFT」です。

これはBONSAI NFTの所有量によって、現実で盆栽に関わる様々なインセンティブを受けられるプロジェクトです。NFTを介した現実での体験を、絶妙に設計しているプロジェクトです。

3.2023年のNFTはどうなっていると思いますか?

2023年は現実に紐づく新しい体験を与えられるNFTプロジェクトが多数リリースされると予想します。

キーワードは、

Physical x Digital = Physital(フィジタル)

先ほど述べたBONSAI NFTもしかり、2022年はNOT A HOTELやCloneXが発表したPBTなど、実証できる事例が増えてきました。

2023年はいよいよ、その中からマスに広がるプロジェクトが発表されることを期待しています。